沖縄研究フォーラム記録(2)−2016〜2017〜   
                         *沖縄研究フォーラム記録(1)→■
                            やんばる対談・経過・解題→■


<目次>
24、2016年4月・やんばる対談  南の風3645〜47号〜(2016年4月1日〜5日〜)
25、2016年・やんばる対談終わる 南の風3662号ほか
26, 同上 やんばる対談・まとめ「解題」→■
27, 全国集会(第56回・明大)「この指とまれ−「沖縄を囲む」」 内田純一(南の風3714号)
28, 八重山を語る(第234回(2016/12/16)定例研究会) 山口真理子 (南の風3771号)
29, 2017年3月・やんばる対談企画  南の風3795号〜 (2017年2月16日〜)
30, 那覇「おきなわ社会教育研究会」との交流(3月22日) 南の風3812号
31, 2017年・やんばる対談(第10回)の記録 南の風3813号
32,「沖縄のビデオと証言」(TOAFAEC6月定例研究会・第240回)案内、南の風3844号
33,



第7回「やんばる対談」。右より4人目に島袋正敏さん、5人目に韓国・崔一先さん(慶煕大学)- 蔓草庵,、20150328-




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24、2016年やんばる対談・企画  南の風3645〜47号(2016年4月1日〜5日)
         島袋セイビン、黙々100年塾蔓草庵(名護・底仁屋) Wed, 30 Mar 2016
 <今年の「やんばる対談」企画案> 南の風3645号
 ここ蔓草庵の周りではウグイスが本調子でさえずっています。遠くでアカショウビンの鳴き声も。夜は側の老松の枝でアオバズクが。
 さて、やんばる対談のこと連絡遅れお詫びします。対談の柱「学校と地域」と題しての企画、次のようなトピックスがあげられましょう。社会教育、地域とのかかわり(例えば 4小学校1中学校統合の小中一貫教育校・緑風学園の総合的学習などへのPTA・エコツーサイト・地元漁業組合などの支援など)。
蔓草庵もかかわる、市内幼小中校への名護民話の会による紙芝居、読み聞かせ(宮城孝子会長を中心に)の動きなど。名護市教委・文化課(市史編纂係)と博物館が、毎年慰霊の日を中心に、北部の高等学校生徒たちの「やんばるの戦争」で戦跡などの現地学習と企画展を何十年も続けていることも。
 社会教育側から地域と学校を結ぶコーディネーター配置や諸事業事など報告が。他に二見以北の公民館と道の駅(わんさか大浦パーク)の動きも話題にしても(運営費を字公民館が積み立てて出資など・久志地域交流推進協議会や同地域エコツーリズム推進協議会の活動なども?) 
 見城先生から夜間中学校のこともお聞きしたい。など等ですが如何でしょうか。対談後は夕方から中央公民館工作室で交流会を楽しく、と考えております。ご意見とアドバイスをお願いします。当日を楽しみにしております。

 日程 4月23日(土)〜25日(月)
 1、4月23日(土)午後7時〜 おきなわ社会教育研究会との交流
   場所:「ぶながや」〒900-0014那覇市松尾1-1-2 レグザリウボウ2F、098-860-9898。
   県庁北口(国際通り交差点)角の2階
 2,4月24日(日)午後2時〜5時 
(第8回)
やんばる対談
   場所:名護東海岸・底仁屋「蔓草庵
   終了後・名護市内へ戻って交流会。名護市中央公民館工作室 宿・山田荘

 <地域の元気と学校の活力と> 小林ぶんじん 南の風3646〜47号
 やんばる対談は、名護市長・稲嶺進さんの登場(2010年)を契機としています。辺野古の新基地問題だけでなく、名護の地域づくり、とくに社会教育の独自の歩みと課題・展望を自由に語り合っていこうという構想。小林と島袋正敏が企画・進行を担い、スタッフとして山城千秋・山口真理子(敬称略)など参加。第1回対談はこの4人でした。第2回以降、場所を東海岸・底仁屋のセイビン自由空間(蔓草庵)に移し、名護社会教育の実践・運動の蓄積、在来資源・生きもの復活、琉球アユを呼び戻す運動、祭りや民話採集の取り組み、字誌づくり運動、そして稲嶺市長の施策として地域配置された社会教育主事集団の若い世代の登場、その“地域を元気に”する実践の模索・格闘が語られてきました。
 今年は、夜間中学の見城慶和・関本保孝お二人、それにカメラ・小林チヒロさんも参加されるという話も伝わり、前号・島袋正敏メールにあるように「学校と地域」をテーマにおいて、これまでの対談を活かしつつ、地域の元気と学校の活力について語りあることになりました。(南の風3646号)

 「やんばる」と出会い、通うようになったのは海洋博後の1978年頃。やんばる型の独特の集落の風景が実に印象的でした。集落に寄り添って設置されている小さな学校のたたずまい。学校を取り囲む塀もなく、そのまま地域に開かれ、地域とつながり、同時に地域の拠点となっている様子が景観として見えてくるところがありました。
 しかし、その後は学校の管理のこともあり、地域から遊離していく傾向が生まれてきたのでしょう。さらに過疎化・少子化の流れのなかで(上記・セイビンさんメールにあるように)学校自体が統廃合されていく地区も出てきました。いまあらためて地域と学校のつながりを、双方の元気と活力がどう結んでいくか、課題として問われているように思われます。手さぐりの、さまざまな努力が重ねられている、そんな動きに社会教育がどう関わっていくか、“ゆんたく”の語りあいが楽しみです。(南の風3647号)

 <「やんばる対談」(ユンタク会)楽しみに> 島袋正敏(4月19日) 南の風3656号(4月20日)
 親戚の祝い事で、14日から石垣市へ出かけていましたが、ホテルに戻ると熊本地震のニュースを見て、その猛威と被災状況に驚きました。まだ余震が続いている報道、被害の深刻さに驚いています。再稼働した原発も気になります。
 やんばる対談ユンタク会のことですが、これまでの最大規模20名超えそうですね。何とかこちらの人数を減らそうと努力しているのですが、それでも10名越えそう。
 テーマは名護版「地域づくりと社会教育」で、「地域と学校」を軸に社会教育が取り組んでいる「学校・家庭支援活動」、「市青少年育成協議会各支部のこれまでの動き」、読み聞かせ、紙芝居、語りの活動を長年続けてきた「名護民話の会」(宮城孝子さん日程調整中)の報告など。
 また見城先生と関係者から夜間中学校、フリースクールのこと、珊瑚舎スコーレのことを学びたい。
 それに久志地域の「二見以北10区(公民館)とわんさか大浦パーク」(道の駅)の取組みを話題(公民館が出資・花街道への取り組み・民泊・モノづくり)など。内容が盛沢山になりそうです。文人先生のリードで乗り切りよろしくお願いします。
 晴れればテントの下、雨の折は蔓草庵屋内になります。夕方から(市内に戻って)中央公民館工作室にて交流会をもちます。楽しみにしております。

 <ゆんたくを楽しみに> 小林ぶんじん 南の風3656号(4月20日)
 ・・・今年もまた「蔓草庵」にお邪魔しますが、初めて参加の方々の期待もあり、どうぞよろしくお願いします。大きな1石カメに注ぎ入れる43度古酒を3本ほどご用意いただけないでしょうか。本来は私たちがさげていくべきですが、島酒のこと。例年のように甘えて・・ご用意いただければ幸いです。
 当日は“ゆんたく”を楽しみましょう。お話がいろいろ出るようなので、もし関連して何か資料でもあれば助かります。初めて参加の方には名護の地図があれば理解が深まると思います。見城先生から(短い時間でも)夜間中学や自主夜間中学の運動についてお話しも伺いたい、との希望が寄せられていますので、どうぞおろしくお願いします。

 <那覇で会いましょう>  小林ぶんじん 南の風3657号(4月22日)
 熊本の山城千秋さんから元気なメール「今日は余震に大雨です」が届きました(上掲)。「やんばる対談」にも参加できるとのこと。よかった! 折り返し千秋さんに出した返事(Thu, 21 Apr 2016 16:30)をそのままご紹介します。
 「メールありがとうございました。熊本の大揺れ、いろいろ大変なことでしょう。23日からの沖縄(やんばる対談)、山城さんが参加できるかどうか心配していましたが・・・福岡に移動して沖縄に飛べるようで何より、助かりました。やんばる対談は“ゆんたく”で進めましょう。
 見城先生たち夜間中学関係者は23日昼前に那覇着。その日午後は珊瑚舎と連絡、生徒さんも出てくれて、珊瑚舎で交流だそうです。おきなわ社会教育研究会との交流会は7時から「ぶながや」(国際通り・県庁角)ー小林は午後6時半に空港着。ちょっと遅れます。できれば、ここで24日〜25のこと、相談できればと思っています。見城先生たちの帰りは、25日18:35那覇発、小生はそのあと20時・那覇発です。では23日ぶながやで会いましょう。」
 さきほど来た千秋さんの返事(Thu,21 Apr 2016 20:11:17)。「…ご心配おかけしております。22日夜、沖縄にひとまず帰ります。…土曜日は、ぶながやに直行します。あまり役割を担えず、申し訳ございません。沖縄でがんばります。」

 <那覇にて>(4月22日)
 いま(23日夜)那覇のホテルで書いています。夕刻に空港着、「おきなわ社会教育研究会」との交流会が終わってホテル・ルームに戻ったところ。昨年の7月に「85祝い」で名護に参上した際も、台風騒ぎで那覇の皆さんには失礼しましたので、なんと2年のご無沙汰。沖縄とのお付き合い40年のなかでも、こんなこと初めてです。懐かしい顔ぶれにお会いでき、昔を想い出して一気に元気をとりもどしました。
 交流会では、見城慶和・関本保孝・小林チヒロ・豪華3氏より、資料を添えて本格的な夜間中学のお話があり、一同ともに印象深い夜となりました。ぶんじんは、私たちの沖縄社会教育に関する研究が今年40歳を迎えることを申しあげました。喜納勝代さん「久茂地文庫」も同じ1976年のスタート、同じ年の誕生でした。しばし昔話のひととき。
 明日(24日)は、名護・蔓草庵「やんばる対談」へ。山城千秋さんが熊本から参加、玉那覇正幸さんも当夜誘われて、お二人の車に乗せてもらって北上します。そして鷲尾真由美さんの車も。名護よ、晴れてほしい!
おきなわ社会教育研究会との交流(那覇、20160423)



25、2016年やんばる対談終わる  南の風3659号〜(2016年4月27日〜)

 <やんばる対談ご苦労様でした> 蔓草庵 島袋正敏 (Tue, 26 Apr 2016 09:52)
 文人先生、やんばる対談ご苦労様でした。見城先生、夜間超学校のみなさんはじめてのやんばる対談ご参加ありがとうございました。いかがでしたでしょうか。山城千秋さん震災で大変な中参加ありがとうございました。毎回参加のみなさんにも感謝。
 私たち名護メンバーも勉強させていただきました。
 翌日は名護民話の会宮城孝子さん(写真)との聞き取りに時間を割いていただた文人先生、山口真理子さんご苦労様でした。テープお越しなど大変な作業になりますがよろしくお願いします。学校支援事業のまとめ資料は社会教育課から文人先生宛お送りします。みなさんありがとうございました。



 <やんばる対談、ありがとうございました。23〜24日の記録> 見城慶和、Tue, 26 Apr 2016
 この度は第8回「やんばる対談」に参加させていただきまして、ありがとうございました。2泊3日の沖縄での充実した学習旅行の余韻にひたりながらお礼のメールを書かせていただいたおります。
 1日目の23日には、珊瑚舎スコーレ・自主夜間中学校を訪ねました。休日にもかかわらずスタッフの星野人史さんや遠藤知子さんが迎えて下さり、出席して下さった10名ほどの高齢生徒さんたちとの懇談会を持つことができました。14年前に映画「こんばんは」の上映を企画して、自主夜間中学の開設を後押ししてくれた、沖縄映画センターの本村初枝さんも駆けつけて下さって、実り多い話し合いとなりました。夜は「ぶながや」で「おきなわ社会教育研究会」の交流会があり、小林先生をかこんでの「ゆんたく」に時間を忘れました。
 24日・25日の両日、私たち夜間中学関係の3人は大変な地震災害の最中にもかかわらず、熊本大学の山城千秋先生にお車で基地や史跡見学の案内をしていただきました。
 待望の「やんばる対談」には圧倒されました。語り合うこと、記録し続けること、それを世代から次の世代へとつないでいくことの大切さを痛感させられました。蔓草庵の島袋正敏さんご兄弟は、生き方や風貌なと、現代の李白か寒山拾得かと私には感得されました。
 こここそはまさにしたたかな平和の砦であると感動しました。 そして、沖縄では人徳のある人を「あの人はジンブンがある」という言うそうですが,まさにすばりで今度から小林先生のことを小林文人-人文先生と呼ばせていただこうと思いました。重ねて心からのお礼を申し上げて失礼します。              

*小林(やんばるの雨暖かく)南の風3659号(2016年4月27日)→

やんばる対談の夜、交流会(名護市中央公民館、20160424) 山城千秋提供


 <今年(2016)のやんばる対談について>
         武田拡明(Sun, 1 May 2016 11:53) 南の風3662号      
 小林文人先生、山口真理子さんそして島袋正敏さん他名護の職員の皆様、熊本から駆けつけてくださった山城先生、南の風の皆様へー今年もご一緒にやんばる対談に参加させていただき、文人先生始め名護の皆様と楽しいゆんたくができ、名護の社会教育から元気をもらえたことに感謝を申しあげます。ありがとうございました。 
 今年は、「学校と地域」というテーマのもとで名護ではどんなスタンスで学校支援が取り組まれているのか、地域社会教育主事はどんな関わりをしているのか関心があり参加させていただきました。もうひとつは、大浦わんさかパークに配置された、名護市地域コーディネーターの地域おこしの仕事と社会教育との連携・協働がどう展開されているのか見てきたいと思っていましたが、後者は実現できず次回に持ち越しとなりましたが、前者は島袋一平さん等の説明によって学校支援の姿が具体的に見えてきました。
 私の予想では、総合学習の時間でものづくりの仕事や昔あそび等を地域の先生として実演してもらったり、学校側のリクエスト・ニーズに対して求めに応じて紹介・派遣したりする業務をしているのではないかと想像していたのですが、名護市では国の地域・学校連携事業を活用し、コーディネーターを配置して地域と学校をつなぐ連携業務を行っているとの説明があり、この事業は毎年継続して利用し、定着していることが翌日の名護民話の会の宮城孝子さんからの詳しい説明からも理解することができました。コーディネーターを窓口として子ども達に民話を語ってほしい時間・場所等の依頼があるということで、A小学校では毎週金曜日の朝のクラス時間に、読み聞かせの時間が15分間毎週組まれている様子もわかりました。
 驚いたのはその規模で1〜6年生までのほぼ全クラスで、民話の会メンバーが教室に入り、紙芝居を使って読み聞かせをしている様子が資料によって理解できました。20名もの会員が各クラスに一斉に入り子ども達に読み聞かせをして聞かせている様子はさぞ壮観と想像され、名護ではこのようにして学校支援を続けられているのだなあ!と感心しました。しかもこのような読み聞かせ活動を支援しているのは博物館であることに驚きましたが、違和感を感じることもなく、むしろこの形が名護市ならではの独自な取り組みと感心して聞いておりました。通常本土では読み聞かせ活動の支援は、社会教育の中でも図書館の活動と守備範囲が決められていて、市民の読み聞かせ活動の支援、ボランティア人材育成を博物館が担っている姿は考えられないのですが、名護では博物館活動の一環として積極的に支援をしているのです。その理由は正敏さんや比嘉久さんの話から読みとれました。
 地域の民話を掘り起し、語りつぐ活動は地域の大切な無形文化財で、博物館の仕事だという認識が名護の社会教育職員に共通理解としてできているのです。宮城孝子さんの話では、学校に読み聞かせに出ていく時の民話の会の名刺まで博物館職員である比嘉久さんに作ってもらったとうれしそうに語っていました。この市民との協働の活動が切れ目もなく長年継続し、市民との繋がりを強く保ちつづけて支援できていることこそが名護の社会教育の強さ、力になっているのだと改めて確認できた今年のやんばる対談でした。在来の生物種の保存・収集・記録にとどまらず、字誌に代表される無形の生活文化の保存・収集・記録も社会教育の仕事だという強い信念があり、民話の会の活動をビデオやデジタル記録に保存し、出版までするのも職員の仕事だとの責任感が強く感じとれました。そしてこのような活動が何故名護で盛んなのかが比嘉久さんの話から納得。ご自身の学生時代の遠藤庄冶先生との出会いから始まり、民話の話者としての山本川恒さんとの出会い、そして行政の民話調査の相談窓口だった中村誠司さんとの出会いがあり、この出会い、きっかけが民話採取・収集の仕事を社会教育の仕事として続けていく力となっていくことが理解できました。(※TOAFAEC17号P124~135参照)。
 本土では類をみない民話採取・保存活動の展開が、地域で、学校で、そして各団体の活動に幾層にも立体的につながっていく姿が見られます。本土の社会教育部門が廃止ないしはリストラされ縮小されていく現実を知れば知るほどに、字を単位としてこれまで築きあげてきた名護社会教育の底力を思いしらされ、研究対象としても奥深いものがあることを再確認することができました。
 さらにひとつ感動したことは、やんばる対談終了後の交流会席上で紹介された源河地域の字誌の完成です。島福さんが紹介していましたが20年かかったとのこと。このようにして名護の社会教育活動は時間をかけてゆっくりと流れてきたのですね。活動成果をあせらず、急がせないでじっと完成するまで待つというスタンスで成果が出てくるまで待っている姿勢が大切なことを知らされ、中村誠司さんが交流会でおっしゃっていた「(住民の)記憶を記録する」ことが重要だ!という一言と共に、名護社会教育の精神が表されているのだと思えて忘れることができません。 

名護民話の会による紙芝居(昔話を聞く子どもたち、100222)



26、2016年やんばる対談・まとめ解題→■

27,全国集会(第56回・明大)「この指とまれ−沖縄を囲む」
                内田純一(Wed, 24 Aug 2016 02:40)
 年も沖縄・名護市から社会教育課長の佐久川純さんと社会教育主事の大城重浩さんの2名が全国集会に参加されるとのこと。あるいは名護以外からも沖縄からの集会参加があるやもしれません。海を超え、遙々お見えになるウチナチュを歓迎し、交流の機会を持ちます。
 名護市では、稲嶺進市長誕生以来、各地区支所に社会教育主事を新しく配置し、教育委員会を含めると7名の若い主事集団が活躍してきました。彼らは区の祭事(例えば4月の「虫払い」など)に参加することから始まり、子ども会や青年会、婦人会や老人会、農業や福祉、保健や安全といった地域活動を「字公民館」で共にするなかで、「地域に暮らす誰もが元気に」をモットーに、懸命に地域づくりを支援しています。
 当日は、こうした名護市の社会教育について、「ゆんたく風」に学び交流する予定です。またオール沖縄に代表される現代の情勢に関しても、東アジア・東南アジアの躍動を視野に入れながら、語り合えればと思います。「この指とまれ」はどなたでも参加できます。皆さま、奮ってご参加ください。
にちじ:8月28日(日)18時〜20時
ばしょ:明治大学駿河台キャンパス・リバテイタワー1086教室 連絡:内田純一090-9973-6179
★報告 内田純一(Mon, 29 Aug 2016 23:17)
 社会教育研究全国集会2日目の夜、沖縄・名護市から参加された佐久川純さん(社会教育課長)と大城重浩さん(社会教育主事)を歓迎し、交流の機会を持ちました。参加者は、札幌、群馬、栃木、東京、長野、高知などから、総勢15名。常連の方もいれば、新しい方もいらっしゃいました。
 お二人が持参された2本の泡盛と群馬の稲葉さん手づくりの漬物とお赤飯が加わって、時間も忘れて語り、歌いました。泡盛の1本は2002年沖縄集会時のもの、14年ものの古酒は、なんともまろやかな味でした。この「スリサーサー」ラベル古酒は名護でも希少だそうで、今回も島袋正敏さんの蔓草庵からだそうです。
 さて内容は、「ゆんたく風」にひととおり自己紹介を兼ね沖縄との関わりや思いを語り合ったのち、お二人からお話をいただきました。佐久川さんからは、社会教育との出会いは市立図書館設置準備室にあること、選挙管理委員会事務局時代はちょうど市長選挙と重なり、マスコミ対応等が大変だったこと、稲嶺進市長誕生以来、5つある各地区支所と本庁に7名の社会教育主事を新しく配置し、55の字(字公民館)を基層に地域づくり・社会教育を進めてきていること、などが語られました。
 大城さんからは、社会教育主事として最初に久志地区(辺野古を抱える)を担当してきたこと、いつも心で悩みながらやってきたこと、今は教育委員会で各地区と全体の支援を考えていることなどが語られました。
 会場に沖縄の地図を貼ったこともあって、自然とその前での会話が弾みました。参加者のなかには、泊まり込みで稲嶺選挙の応援を続けていた方や、沖縄の全国集会に一緒に参加した後輩が、そのまま名護の人と結婚し、現在名護市教育委員会で仕事(岸本久美子さん・社会教育主事)をしている話や、BEGINの歌に魅せられ「一五一会」(楽器)を購入した大学生、お連れ合いが昨年の県民総決起集会取材し、地元テレビで放映したその反響の大きさから逆に沖縄のテレビ局から取材を受けたことなども紹介されました。
 終わりの時間が迫るなか、大城さんの三線で我らが歌姫、山口真理子さんを中心に♪てぃんさぐぬ花♪ ♪二見情話♪などを歌いました。最後に全員でカチャーシーをと思ったのですが、それは小林文人先生たち(『大都市・東京の社会教育』出版の祝い)との合流に取っておこうということで、会を閉会しました。

28,八重山を語る(第234回(12/16)定例研究会)
      TOAFAEC事務局長 山口真理子(Sun, 18 Dec 2016 08:38)
お話:黒島安央(やすちか)さん(「学びリンク」八重山毎日新聞通信員)
    (1) 八重山と私、八重山の新聞や出版文化など
    (2) TOAFAEC と八重山」(小林ぶんじん)
参加者:小林文人,ハスゲレル,横山文夫,山口真理子,遠藤輝喜(忘年会)
内容:先ずは例によって、文人先生がホワイトボードに、さらさらと八重山諸島の地図を書かれて、島々の位置関係を確認。
・黒島さんの自己紹介は、ご両親の出身が同じ石垣島でも間切り(村、字)が異なることから始まりました。間切り単位の地域が、その人の拠り所(アイデンティティー)なのですね。父上の(自分の)出身地は石垣市の新川、お母様の出身は宮良(メーラ)。秘祭と言われる宮良の「アカマタクロマタ」のこと。「宮良には480の唄があり、それを全部唄えることが若者が一人前になること」(小林)など、地図も見ながら、八重山独自の話題となりました。
・通信員を務めている『八重山毎日新聞』のこと。『琉球新報』と『沖縄タイムス』が、いわば沖縄“全国紙”ならば、こちらは八重山の地域紙。別に『八重山日報』も出ているが、八重山地方で多く読まれているのは八重山毎日新聞。いま八重山地方で最も問題になり、記事として大きく取り上げられているのは自衛隊配備の問題だそうです。
・東京には八重山出身者の「郷友会」が12。石垣・竹富の前述の「間切り」(集落)毎に活動しているそうです。親睦の集まりというだけでなく、強い共同体意識に支えられ、親島(出身地)の人口が少なくなっているところでも親島の祭りも郷友会によって成り立つなど、親島をサポートする独特の役目も大きいようです。
・参加者・横山文夫さんの質問により、八重山の言葉はユネスコが消滅の危機にあるとする国内8言語(アイヌ語、八丈語、奄美語、国頭語、沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語)であることが説明されました。
・小林先生からは、東京学芸大学の「戦後沖縄社会教育研究会」時代から現在のTOAFAEC まで振り返ると、40年間の沖縄(社会教育)研究・八重山との交流に関わってきたこと。八重山については竹富島・与那国のフィールドワークが重ねられてきたが、地域・文化の古層には奥深いものがあり、完結した報告にはいたっていないことが話されました。
・忘年会(イーストビレッジ)には遅れて遠藤さんも駆けつけました。黒島さんは、八重山の写真集『来夏世(クナチィユ)』(小森一也、南山舎、2014年)を紹介、「世は稔れ」について独特の節回しの唄も披露されました。少人数ながらもいい忘年会となりました。黒島さんの更なるご活躍を期待いたします。
TOAFAEC/234研究会、右・黒島安央さん(高井戸161216)


29,2017・やんばる対談・企画
■島袋正敏(Thu, 9 Feb 2017 11:50)やんばる対談・日程−3月23日(木)午後2時〜
 やんばる対談の日程は、3月23日(木)午後2時〜で伊是名村・伊平屋の民俗資料館、本部町・今帰仁村・東村・恩納村・宜野座村・名護市の博物館のすべての連絡を今朝済ませました。東村だけは、中心スタッフの渡久山さんが産休後の育児休暇中ですが、参加をと言づけてあります。今回は、直接博物館活動に関わり全体を把握しているスタッフの参加を考えております。先ずは日程などの連絡まで。 
■小林文人:2017「やんばる対談」のお誘い *南の風3795号〜 (2017年2月16日〜)
 名護市に稲嶺進市長(もと社会教育主事)が登場したのは2010年。辺野古の新基地問題をかかえ、厳しいスタート(いまも多難)でした。この機会に、政治・基地問題だけでなく、地域づくり、産業おこし、集落活性化、そのなかでの社会教育の果たす課題・役割を自由に語らう場をつくる、そんな願いから「やんばる対談」はスタートしました。
 とりわけ沖縄独自の集落(字)公民館や、地域にねざす祭祀や文化のもつ意味、アメリカ占領下にも屈しなない住民自治のエネルギーと、そこで活躍してきた社会教育主事たち、博物館・図書館・市史編纂などの取り組みについて自由な“ゆんたく”を重ねてきました。今年で第10回。貴重な回想を含め、毎年の記録は年報『東アジア社会教育研究』に掲載してきました。各回「解題」(山城・小林)は、ホームページに収録されています。ご覧ください。→■
 島袋正敏さん(名護市の社会教育主事、社会教育課長、博物館長、図書館長等を歴任、TOAFAEC 副代表)と相談をして、今年の対談は「やんばるの地域博物館」をテーマに掲げることになりました。名護市だけでなく、初めて周辺の町村にも呼びかけ、「やんばる」地域で取り組まれてきた各博物館の思いや課題を交流しつつ、あらためて「地域博物館」の役割・可能性を考えあってみようという企画です。
 また前日には、那覇「おきなわ社会教育研究会」との交流会を予定しています。研究会の皆さんは1970年代からの沖縄社会教育研究の仲間。今年の年報・第22号・編集会議もかねた語らいとなりましょう。
 すでに栗山究・武田拡明・石川敬史(下掲)他の皆さんから参加の意向が寄せられていますが、今のうちだと割引の航空券もとれますので、ご関心ある方々の(早めの)参加ご計画をお待ちしています。なお関連資料(送付依頼)を手にして、事前学習会(日程案・3月17日夜)を開催してはどうかと検討中。
 <やんばる対談・関連の日程>
○日時:2017年3月23日(木)午後2時〜5時 場所:名護市・底仁屋「蔓草庵」(島袋正敏・主宰)
*終了後、懇親会予定(連絡先・島袋正敏さん:09097884727)
○前日(3月22日・夜午後7時〜)、那覇「おきなわ社会教育研究会」との交流会(連絡先・名城ふじ子さん:09045877934) 会場:国際通り入り口(県庁北口)角「ホテルロコアナハ」2階「ぶながや」予定
○やんばる対談・事前学習会(東京) 3月17日(金)午後7時前後から、風の部屋にて。

30,那覇・おきなわ社会教育研究会との交流
 東京では冬服、那覇ではそれを脱ぎすてて、シャツ姿になって「おきなわ社会教育研究会」交流会へ。平良研一、玉那覇正幸、佐久本全、名城ふじ子さんなど、いつものメンバーだけでなく、田場盛順・東武のお二人(いずれも元沖縄青年団協議会々長)の思いがけない参加があり、久しぶりの再会に話がはずみました。東京からは、小林文人、山口真理子、武田拡明、桑原重美の常連に加えて、初参加の栗山究、石川敬史のお二人。皆さん、有り難うございました。
 その席で東(あずま)武さんが詠んだ即興の琉歌。「今日の夕暮(ゆまんぎ)や 心(くくる)友(とむ)揃てぃ研究会 心うちとけてぃ語る嬉しゃ」 まさにその通り、1976〜77年の出会いからすでに40年の歳月、変わらぬ交流を確かめた一夜となりました。私たちの「沖縄社会教育研究会」(東京学芸大学社会教育研究室)創設が1976年。那覇「おきなわ社会教育研究会」はその翌年のスタート。これまでの研究会の記録を年報22号に寄稿していただくようお願いできました。執筆予定者は平良研一会長(沖縄大学名誉教授)。嬉しゃ!
 ホテルに入って、やっと受信できたメールのなかに悲報あり。竹富島ゆがふ館の阿佐伊拓さんから(Wed, 22 Mar 2017 17:15)。「病気療養中の上勢頭芳徳さんが本日(3月22日)、お昼頃逝去されました。享年75歳でした。告別式は、3月24日(金)11時30分〜12時30分、喜宝院(竹富町字竹富108)にて執り行います。芳徳さんとの縁のある皆様方へ、取り急ぎお知らせいたします。」 竹富島へ弔問に行きたい思いを抑えて、やんばる対談そして東京への帰途についたのです。(ぶ)


31,2017やんばる対談の記録

 山口真理子(Mon, 27 Mar 2017 11:34) *TOAFAEC (事務局長)
 <やんばる対談の記録>
  *きわめて断片的な報告です。発言者も全員を書ききれず。宜野座の学芸員の方が、たくさん、それも生き生きと発言されているのですが、長いので、割愛させていただきました。
(1) 那覇からヤンバルへ
 23日(木)朝、雨模様の中、今回の東京メンバー6名(前号ぶ日誌)は沖縄青年会館に集合し、2台のレンタカーに分乗して出発しました。今回は高速道ではなく、国道58号線(西海岸)をひたすら北上し、読谷を経てまず中泊へ。新館となった恩納村博物館に寄りました。アポなしでしたが、宮城利旭館長(もと沖縄市博物館長)は快く応対してくださいました。元々安い観覧料だったようですが、無料原則の図書館と一体化したこともあって、博物館も無料となったそうです。館(2階)に入ると、パーッと東シナ海が目の前に拡がりました。事務室からも海が見え、館長席は正に特等席、皆うらやましがることしきり。常設展示室も面白そうでしたが時間がなく、シアター「神々が護る村(シマ)」を見せていただいて、お暇しました。
 万座毛を過ぎた辺りで右折・県道へ、海勢頭豊が歌った喜瀬武原(キセンバル)を経て、東海岸(国道 329号)に入り、宜野座村立博物館に向かいましたが、残念ながらちょうど「お昼休み休館」中。こちらも昼食をと、辺野古を通って名護・西海岸「大浦わんさかパーク」へ。沖縄そば(てびち、そーき)を楽しみました。底仁屋の蔓草庵に到着したのはほぼ定刻。
(2) やんばる対談10(テーマ:地域博物館)参加者-―敬称略
 いつものように島袋正敏さんに迎えていただきました。山城千秋さんは熊本から既に到着。最近2年はテントでの「やんばる対談」でしたが、この日は雨の心配があり、蔓草庵・室内が会場。まわりは島酒が並び、中は人がぎっしり。
 いやぁ、参加者の多いこと。やんばる各博物館の面々−恩納村(後藤法宣)、宜野座村(田里一寿),今帰仁・歴史文化センター(石野裕子),東村(渡久山尚子),本部町(非常勤・国場さん)。名護博物館(比嘉久館長など4人)。加えて名護から中村誠司。また(栗山さんのお知り合い)子ども時代に名護博物館に参加した日高さん(滋賀・平和資料館)。国頭村・奥集落からは島田隆久夫妻。
 サプライズ参加は、協同総合研究所・上平泰博のお誘いによる組原洋,島袋(沖縄大学),野里寿子(児童文学者),村上了太(沖縄国際大学)など各氏。東京から−小林文人,石川敬史,栗山究,桑原重美,武田拡明,山口真理子。蔓草庵に入りきれず、帰っていただいた方も3人ほどおられたとか。
(3) 自己紹介、それぞれの博物館・参加者からの報告。
・恩納村−学芸員は1人。同じ建物内の図書館(情報センター)との協力、常設展示のほか、バーキ(竹かご)作りの講座等を実施。恩納村は細長い自治体、中泊の施設1館だけ、利用には立地的な難点がある。
・宜野座村−学芸員は1人。文化財と博物館の両方を担当。歴史・民話の紙芝居(30本あり)を使っての普及事業が特徴。1人では大変だが、逆に何でもやれて良かったと思うことが多い。「楽しくて楽しくて・・・」
・国頭村(島田隆久)−奥で使ってきた民具の収集を中心に民具資料を集め、名護の専門的な助力を得て、区で施設を持っているが、担当者はいない。中村誠司:奥には「共同店」を含め100年の積み重ねがあるのがすごい。 
・今帰仁村(歴史文化センター)−今帰仁城跡と共通の観覧料のこともあって観光客が多い。今帰仁城跡の紹介も、行けない人には便利、興味深い報告。 
・名護市−新博物館構想が7年くらい前に出た。現博物館の中庭の居心地の良さ。(中村:ぶりでぃを感じる,正敏:縁側と同じ,小林:拠点・たまり場・広場の役割など、この蓄積を活かしてどう新しく作っていくか。)
・東村−担当は1人・非正規。文化財を兼務している。生物(イノシシ、ハブ)の管理もある。利用者が少ないので、祭りの時などにチラシを配るなどの努力をしている。民泊の児童もくるので、何かお土産になるものが欲しい。     
・本部町−退職後に非常勤として赴任。その後東京の講習会で学芸員資格を取得。町制を記念して建設され、建物の歴史だけは古いが、当初内容の検討はなかった。名護ができた頃、参考にさせてもらった。 
(4) 参加者からの熱い論議

上平泰博−小林先生に呼応「住んでいる人がそのまま博物館・学芸員になる」。
野里寿子−住民と一緒に・子ども達も一緒に,空き共同売店の利用など。
島袋正敏−資料は元々使っていた物、触ることが大事。人手不足の厳しい状況にある。それをカバーするのがネットワークではないか。市町村立だけでなく、個人の蒐集や、建物もないようなものも含めて。
小林文人−暮らしの中の“地域博物館”の大切さ(地域的なもの、小さな施設の価値)“ぶりでぃ”市民参加(みんなで作る)の思想,横につながること。
後藤法宣(恩納):博物館が地域にとって大切な事を実感した。全ての地域に学校があり教師がいる。教師を地域に引っぱりこめないか。
田里一寿(宜野座):子どもと教師を巻き込む、博物館を学校教育につなげる。
(5) 感想:名護博物館以外は、ほとんど1人で、それも非正規の方もおられる
なかで、がんばって活動が拡がっていることが印象的。職員の多い名護市にアドバイスを求めたり、個々での繋がりはあるものの、このように一堂に会するのは初めてだったとか。今帰仁村の石野さんは、非正規や余所からの人も多いという事情もあり、3年前に始めてしばらく中断していた「女子会」を復活したい、と話されました。これを機会に、ネットワークを構築してはどうか、というのが今回の対談の中心テーマになったように思います。
 以上のご報告はきわめて断片的ですので、詳しい対談の記録は、秋に刊行予定:TOAFAEC 研究会年報『東アジア社会教育研究』第22号〈やんばる対談10〉をご期待下さい。(2017.9.18刊行予定)
(6) 湧き立った交流会

 お馴染みの市民会館(中央公民館)工作室での、恒例の交流会。飲食禁止の公民館で、唯一アルコールの飲める場所。谷正明さんのドイツ地域センター施設のお話を思い出しました。「飲食できる機能は必須」の条件に合致。 通りすがりの一般の利用者がしげしげと眺めていかれました。歓迎の横断幕は昨年の再利用、来年も使うことになるか?
 やんばる対談後、交流会に参加せずに帰った方が少なくありませんでしたが、この会にのみ参加の方も。那覇での交流会に来られた嘉納英明(名桜大学)、島福善弘(前博物館長)、佐久川純(市教育委員会・社会教育課長)、島袋一平(市教育委員会・社会教育)、名護博物館の田畑、田仲、社会教育主事の大城ほかの皆さん。
 挨拶と発言が相次ぎ、午後の対談の余韻から交流会でも熱気をもって論議が続いた感じ。やんばる博物館の今後に向けて、「やんばる博物館アッピール」「宣言」(仮称)のまとめが提起されました。7項目が黒板に書かれました。1、ネットワーワーク、2、地域個性…それぞれの館の個性、3、ぶりでぃ(みんなの手、住民参加)、4, 次代へつなぐ・子どの博物館、5、動く(活動的)博物館、6、生活者とつなぐ・くらしに根ざす、7、仕事は楽しい…無理はしない・やらされる仕事よりやりたい仕事を、など。
 文人先生が打ち上げ、正敏さんが補強し、宜野座の田里一寿さんも積極的に発言・解説しました。「顔の見える関係」ということも話されたような。この夜の沸き立つ議論を、どう整えまとめていくか、今後の課題となりました。やんばるの博物館の皆さんに期待しています。
名護市・底仁屋「蔓草庵」にて「やんばる」対談始まる(20170323)





32,「沖縄のビデオと証言」(6月定例・第240回)研究会−ご案内
       山口真理子(Tue, 6 Jun 2017 18:14) 南の風3844号
 夏日のお天気が続いておりますが、梅雨も近い空模様、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
 さて、6月と言えば(8月6日,8月9日,8月15日とともに)忘れてはならない沖縄慰霊の日(23日)の月です。この日は、日本軍の組織的抵抗が終わった日とされ(諸説あり)、復帰前の沖縄ではは公休日でした。今も地域限定の公休日として、沖縄県内各自治体の官公庁や学校は、休日となっています。
 その6月の研究会では、元NHKカメラマンの桑原重美さんに来ていただき、所蔵されているビデオを見せていただきながら沖縄についてのお話を伺います。
 桑原さんは「NHK 市民大学1984年10〜12月期 沖縄の歴史と文化」で、講師の故外間守善(ほかま しゅぜん)先生の映像部分を担当されました。外間先生と一緒に沖縄を巡るうちに、沖縄に魅せられ、個人でも頻繁に沖縄に足を運ばれるようになりました。小林先生とは(東京ではなく)名護市で島袋正敏・中村誠司など皆さんを通じての出会いがあり、その後、親しくお付き合いされるようになったということです。沖縄への旅も「やんばる対談」などよくご一緒させていただいています。
 共著書として「沖縄の祖神アマミク」(外間守善文・桑原重美写真)、ご著書として「南島の聖地と祭りー写真とエッセイによる聖地巡礼―」「続・南島の聖地と祭りーニライカナイをもとめて―」を出しておられます。
 定例研究会としては久しぶりの「沖縄」のテーマ、願ってもない貴重なビデオ記録と証言、ご関心ある皆様のご参加をお待ちしています。
日時:6月30日(金)19:00〜21:00
内容:@DVD「歴史みつけた 学童疎開」「仲宗根政善 浄魂を抱いた生涯」等を見ながら  
             お話・桑原重美さん(元NHKカメラマン)
A戦後沖縄社会教育史への証言・仲宗根政善先生(回想)  お話・小林文人先生
会場:杉並区高井戸地域区民センター第5集会室 03-3331-7841
    京王井の頭線「高井戸」駅下車3分(環八歩道橋を渡ってすぐ)
終了後(21:00〜)懇親会「イースビトレッジ」 03-5346-2077
当日の連絡先:山口真理子(TOAFAEC事務局) 090-1548-9595


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